大阪狭山市の酒屋「掬正」店舗デザイン設計、写真撮影

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天満販売促進部が稼働するのは全員が揃った時だけではありません。アートディレクター、カメラマン、コピーライター、建築家、インテリアデザイナー、この5人の中で数人の組み合わせで動く場合もあるのです。

大阪狭山市にある酒屋さん「掬正(きくせい)」さんの空間デザイン・設計を宮窪翔一、そして写真撮影を竹内進が担当しました。

掬正店舗正面

発端は掬正さんのショップサイト作成でした。本来は天満販売促進部の案件ではありませんでしたが、懇意にしているWebクリエイターがサイト制作を請負った際、掬正の寺田社長が「Webサイトの改修と同時に、店舗も改修したい」と仰ったことから、天満販売促進部のご紹介につながったのでした。

昭和から続く昔ながらのよくあるお酒屋さん。しかし、実は珍しいお酒の銘柄が揃っている有名店であり、遠く離れた地域から数時間かけて足を運んでくれる方もおられるということでした。
寺田社長は、そういったお客様に対して「もっといい店舗でお迎えし、快適な空間で気持ちよくお酒を選んでもらいたい」と考えておられました。

確かに店舗の中には多くのお酒が所狭しとぎゅうぎゅうに並べられ、お客様がピックアップしたお酒を置く台も小さい。レジも狭く一人しか扱えず、複数のお客様の場合は待ってもらうことになる。せっかく遠くから来られているのにこのような状態では心苦しいばかりだと言う寺田社長の気持ちを汲み取り、店側と客側が快適さを感じるデザインと設計を宮窪は工夫していきました。

まず提案したのは「掬正にお酒を買いに来て、コミュニケーションを通してお酒を見つけるという「体験」をするということ」でした。

快適にお買い物をしてもらいたい。そのために、お酒をピックアップするための台を広くする。大きいテーブルを中央に2台置き、お酒を展示するようなディスプレイに。また、レジを広くすることで、動線がスムーズになるように工夫をしました。
こうすると、お酒を置くスペースが減ってしまう。しかし、物量をあえて減らすことで、空間を広くし、お客様を迎えるための空間にする。こういった「トレードオフの考え方」をテーマに空間をデザインしたのです。

掬正店内風景1

さらに、店内を彩る家具や暖簾や照明は、知人である大阪のクリエイターの方々に依頼して形にしていった。テーブルは温かみがありながら伝統と格式を感じさせるものを選び、暖簾の素材にはなんと「デニム生地」を採用、照明器具も通常では使わないものを選びました。

デニムで作られたオリジナル暖簾

そういったオリジナリティのある提案を寺田社長はじめスタッフの皆さんに喜んで受け入れてもらい、完成後は、「店内の商品を減らしたのに、売り上げが上がった!」と、非常に喜んでもらえました。

以下は、掬正さんの店内写真です。

掬正店内風景2

掬正店内風景3

掬正店内風景4

掬正さんホームページはコチラ